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発熱しました！

土曜日から，熱が出て寝込んでいました．
思い起こせばこの１７〜８年の間に何回か同じ事がありましたね．
何しろ一人で仕事をしているのですから，代わってくれる人がいないわけです．それでも発送だけはしないと、と頑張る訳ですが，売れれば身体はきついが気は楽になるのですが、売れないと身体も心もきつくて全くテンションが下がり，まさに病人になってしまいます。今回はそうでした（笑）ただ，そういう体調での出張や会議などは無いのですから，楽させてもらっているのかもしれません・・・・・

現在アッピアの部品の入荷を待っています．業者様からの注文なのでオーナー様を直接は知らないのですが，どうやらエンジンがだめなようです．アッピアは結構パーツが揃うので，持ってても面白いクルマだと思います．ザガートは高価ですが，ヴィニアーレカブリオレとかピニンファリーナのクーペなどのカロッツェリアものも含め今やお手頃価格です。独特のフロントサスやエンジンやブレーキなど観察するだけでも楽しいです．

６００Dのスターターも待っています．こちらはご夫婦で６００系を所有しているという、何とも羨ましい趣味をお持ちの方です．２台で出かける様子を思い浮かべただけでも楽しくなります．フィアット、アルファはイタリア旧車の中では女性オーナーが多いメーカーです。
画像の６００／Dは珍しい初期型スライドウィンドウの６００とオープントップ（テットアプリビーレ）共に売り物で，きれいそうです．

イベント情報

久しぶりに『FIATピクニック』というイベントにオスカで参加してきました。近所の１２４アバルトのSさんやおやじさん、メロンパン号のKさんという方々が参加するというので，思わず便乗参加した次第です。
本来はパンダ4X4で行くべきなのでしょうが，北軽井沢までの道のりを考えると，同じぐらい疲れるなら試運転を兼ねてオスカでと思い行ってきました。

結論から言いますと、１）豪雨明けの北軽の紅葉はきれいでした！！！２）睡眠不足+オスカでの往復は本当に疲れた。３）１ケ月分笑った。と，いったところでしょうか。オスカは不安感なしと言える程調子良かったです。

私のオスカは１速が２，６８８という超ハイギアードな為、いつも２速発進している様な状態で，これが疲れる一因です。さらにエンジンが高回転／高出力タイプだからよけいです。高速道路上は４速４０００回転／１００km
で５速が無いのは辛い。これも疲れる元。
もう長い事これらの点を解決すべきパーツを探しているのですが，これがなかなか見つからない。パーツ取り車（１９６３年のOSCAエンジンのFIAT1600系）自体が滅多になく，あったとしてもパーツ取りには高価だし，そもそもそんな事だけでつぶしたくない。でも，欲しい！

まあ，いずれにせよ一体いつまでこのクルマに乗れるか！という気合いの問題に発展してしまい、やはりジュリエッタを手放したのはまずかったなあ〜とまたまた考えさせられてしまうのです。

旧車？ヒストリックカー市場

最近ますます私の脳内は混迷を極めています。本来旧車＝中古車だったはず。確かに文化遺産と言えるモデルも多数存在するでしょうが，その他は単に中古なはず、だった。だいたい大量生産された工業製品が今のように高騰するなんて，呆れてしまう！ただ，一番の原因はユーロ高なのかもしれないけれど・・・

プレ創刊から『オールドタイマー』は大好きな雑誌なのですが，今でも目を通すと何故か，ホッ！とする。言ってみればファッショナブルな『ENGINE』や『NAVI』の対極にある雑誌だと思います。そこにはグッチやパネライ（両方とも好きだが）などの影も形もないけれど，見事に自動車への愛が溢れていて、使い捨てではない，切り捨てではない姿勢に共感出来るのです。

まあ，自動車の楽しみ方も他の事と同様、人の分だけ存在するということでしょうね。全く優柔不断だな、結論になっていない、なんのこっちゃ？？？？（グッチも錆だらけのスバル３６０も好きな管理人）

今年も終わりです。

ついに今年も終わります。どんな年だったか？
商売はともかく肉親、友人関係とも良くありませんでしたし，結局オスカは直りませんでした。そういう意味では悪い年でしたね。あのエンジン音が聞けなくなってすでに１年以上が過ぎました。残念です。でも，古いクルマ特にパーツの入手が難しいものは仕方が無いのかもしれません。
来年の”コッパ　デ　コウミ”には是非参加したいものです。

当方のホームページをご利用頂いたお客樣方や、このブログをチェックして頂いた方々に深く感謝しています。
来年さらなる飛躍の年になれば良いのですが・・・・・というより何か役立つ良い情報を発信出来たらと思っています。それでは皆様よいお年をお迎え下さい！一年間ありがとうございました。

誕生日

７月１２日はローリングストーンズの誕生日！１９６２年７月１２日に例の３人が集まりストーンズとして活動を始めたそうです。私ぐらいの年代だとそれ以降、ツェッペリンやピンクフロイド、オールマンブラザーズバンドなど今でも色あせないロックスタ−（死語か？）にシビレた方も多いと思います。
そしてこの時代はクルマの世界でもやはり黄金期と言って良いと思います。それまでのドラムブレーキに代わってディスクブレーキがいよいよ一般車にも採用され、FFのクルマが一般化してきます。つまり現在のクルマと基本的に同じ形になった時代ですね。
アルファはジュリエッタからジュリアへ、ランチアはアッピアからフルヴィア、フラヴィアへと進化（？）しました。今でも存在価値が認められている偉大なモデルがたくさん生産されました。
ただ，その後の時代はひどかったですね。例えば，アルファだとアルフェッタやスッドの時代。両タイプとも大好きなモデルで合計５台も乗り継ぎましたが，ボディーの錆，モケット（？）シートのヤレ、プラスティックのヒビ割れ、オーバーヒートなど、過渡期的なマテリアルのせいか工業製品として成熟していなかった気がします。これは全てのメーカーのクルマにも言えると思います。その後はデザインもひどいものになりますね。排ガス規制や５マイルバンパーもあっていよいよ暗黒時代に突入。自動車業界も大変だったと思います。
今はお金さえあれば何でもありの時代で，クルマも選び放題です。それでも、自分が生まれた年代だからかもしれませんが，ジャズもクルマも私はやっぱり１９５０年代が好きですね。

この円安は？

円安が止まりません。私のような輸入業者は結構大変です。ユーロに統一された頃は最安値で８０円近くになった事があります。それが今や１６５円前後ですから２倍になった事になりますね！
今や，ユーロ圏の旅行ではほとんどの商品が割高に感じると思います。
クルマなどにしても、私の好きなFIAT500や600など比較的安いものでも、日本に運んでナンバーを付けたら１００万円以下は厳しいと思いますよ。昨日も探し物でマーシャルやキャレロの古いフォグランプの価格を問い合わせたのですが，１ペアーで１０万円以上しました！これが現地価格ですから驚きです。
ただ，これが異常かと言えばそうでもないらしく，ユーロの元になったドイツマルクの為替レートでいくと、現状こんなものではないかという人もいるそうです。それはないでしょう！と言いたい所ですが世界的な大きな波には逆らえません。その為，多くのヒストリックカーが海外に流出しています。
ヒストリッカーの市場も次は中国らしいですから，もし彼らの購買意欲に火がついたら、今以上に値上がりして手が付けられなくなりそうです。この先どうなるのやら，中途半端な中年としてはちょっと不安ですね。

デルタ用のカリフォルニアミラ−キットをまた作ろうかなと思っているのですが，いかがでしょうか？

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィーク恒例のイベントといえば、フィアットフェスタ、フェラガモバーゲン、イタリア映画祭、近場のアウトドアーフィールドへピクニックと、大体毎年同じようなものでしたが、ここ数年はフィアットフェスタはご無沙汰しています。富士のカートコースの頃は大盛況で、商品も良く売れ楽しいイベントでしたが、伊那のラリーキッズに変わってからは、ギャラリーが少なく走り中心になってしまいました。それはそれで良いのですが、何しろ遠いいのと、帰りの渋滞がひどく、私のような帰宅時間に制約がある人間には行き難いイベントなのです。

イタリア映画祭は銀座の朝日ホールで開催されるのですが、毎年来場者が増え大変な混雑です。ひととうり見たいのですが、やはり制約があり２〜３本がやっとですね。今年も面白かったです。我が家はワーナーマイカルの映画館が１〜２分のところにあり、常時６〜７本は上映されているのですが、ほとんどがハリウッド映画、邦画でイタリアに限らずフランス他諸外国物はめったにやりません。映画の専門学校が地元にあり、地元の映画祭なども開催される土地柄なのに残念です！

また、この時期は海では潮干狩り、清流ではヤマベやハヤの瀬付きが見られ、渓流ではヤマメやイワナがドライフライに果敢に飛びつく、というアウトドアーライフが楽しい季節です。
そうなのです根が釣り好きな私は、この時期になると２０年前の金峰山川でイワナを追ったことや（チョット時期尚早）秋田／青森の白神山地、例の事件があった藤琴川源流（きれいな名前ですよね、何であんな事件が起きたのかーーーーこちらもチョット時期尚早）でイワナに遊んでもらった記憶を、昨日のことのように思い出すのです。
まあ、重いお尻をあげて、明日にでも又行けば良いのだがーーー億劫で。
つい手短な、ヤマベ釣りやクロダイ釣りでお茶を濁してーーーーイヤーダメダメ、今年こそイクゾ！