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VITALONI 入荷しています。

VITALONIセブリングミラーが入荷していますが、ついにクロームタイプは"VITALONI"の文字が入らなくなってしまいました。これではVITALONIとして販売するのはまずいかな？？？？

黒は相変わらず同じ仕様ですが、クロームはそのような状態なので少々困っています。しかも価格は同じ。

マーシャルの角フォグランプ、ユーズドで３ケセット１５、０００円。１ケはメッキの状態が画像のとうり悪いのでスペアーですね。以前に一度出したのですが、売れ残りました・・・

 

画像がやたら大きいですね！

画像が大きすぎますか？不必要に大きすぎるような？？

きょうはFIAT600とFIAT600Dのエンジン／ギアボックスのガスケットセットとオイルシールです。

６００と６００Dのエンジンは排気量が違っているだけでなく、補機類の形状など他にも違う部分があります。故にガスケットセットも２種類分かれています。本来はギアボックスも形状が違うため２種類あるはずですが、当方の在庫は６００Dのみです。

前後のオイルシールも６００用、６００D用全く別物です。

  

ブレーキマスターシリンダー

古いトッポリーノのブレーキマスターがなぜか２ケ。実は私のオスカもこれを使っているのです。オリジナルは今となってはわからないのですが、最初からこれに近いものがついていました。一応捨てずにとってありますが、オリジナルかどうかはわかりません。１ケ１８、９００円です。

このブレーキマスターはかなり汎用性が高く、当時のバルケッタなどにも広く使われています。まあ、留め方が単純だし、丈夫そうだし、必要充分なパーツなのでしょうね。ちなみに１ケ１８、９００円です。これがタンデムマスターなどになると、全長が長くなるしリザーブタンクからのパイプの取り回しなど制約が多くなってしまいます。

先日もオスカのブレーキ抜けでこのマスターを交換しましたが、前回交換してからいくらも経っていませんでした。

この手のパーツについてはいつも同じ話しになりますが、リプロ物はゴムの質が悪い、どうせ作るならもっとましな物は作れないのか、ということです。まあ、全てが悪いわけではもちろんないので、あまり一方的に語ることはルール違反かもしれませんが、気をつけた方が良いと思います。画像の２点が良品だといいのですが・・・・
 

どうやら復活したような？？？？

マックの更新をしていなかったのが悪いのか、TypePad（ブログです）に画像が載せられなくなり、孤軍奮闘していました！
 

FIAT600

フィアット６００と６００Dは似ているけれど、微妙に違うパーツが多くて、結構面倒です。

初期モデルと最終モデルの完成度の差は、小さなパーツの改良の積み重ねによるものなので、当然のごとく似て異なるパーツが増えます．それでも完成度はともかく理想的なのは初期モデルで、やはり良い素材のパーツを使っていたり、手の込んだ仕上げがなされていたりする訳です．
それが、最終に近くなるにつれ、アルミパーツがプラスティックになったり、パーツ点数を減らしたりと合理化されて、何となく味気なくなってしまいます。まあ、それが進歩と言ってしまえば確かにそうなので、工業製品としてはいたしかたないことなのでしょう．
例えば、画像のオイルシール上段が６００,下段が６００Dですが、リアは共通なのにフロントはかなり形状が違います．

次はクラッチディスクで、センターのスプラインの数が違うため全く互換性がありません．これは単に、６００と６００Dでは分けられず、現車確認が必要です．このスプラインの数の差はドライブシャフトも同様です．

オスカのブレーキマスターシリンダーが不調なので、珍しいフィアット１２００用を見つけたので、いつものトッポリーノ用より少し高価だったのですが注文しました。ところが到着した商品は何とトッポリーノ用と同じであるばかりか、マジックでボディーに"Topolino"としっかり書いてありました！良くやるなあ〜というか、またやられた！

FIAT600ヘッドライト

かなりマイナーでレアなパーツです。H4Eバルブが使える直径１４７mmのヘッドライトです。SIEM製です。
古いストックなので多少錆が出ていますが，貴重品です。１ケ１２，６００円です。

FIAT1100TV

FIAT1100TVのパーツがようやく入荷しました。サーモのバイパスホース以外全てありました。結構あるものですね。
この頃のフィアットのドラムブレーキのホイールシリンダーは、プッシュロッドでシューを押すタイプです。シューもアルミが多いですね。６００なども同じです。マスターシリンダーなどかなり立派なもので，お金かけています。まあ，古いと言ってしまえばそれまでですが。
それが後期型になると少し近代化され、より普通（？）になってしまいます。どんなモデルでも初期型は理想主義的な造りになっているものです。その分欠点も多く，いわゆるマイナーチェンジを繰り返し完成度を高めていく訳ですが，私など多くの欠点があってもやはり初期型に魅了されます。

困っていたステッカ−２種類も入荷しました。ステッカーで商売をしている私には，注文を頂いたお客様に『これは廃盤になりました』というのはなかなかつらいものがあり，特にこの２種類はなくてはならないクルマがあるのでこれで一安心です。
今や，フランスなど輸出時のチェックが厳しく、ワッペンやステッカーなど大打撃です。その点イタリアは今でもフェラーリやマセラティを除けばおおらかです。もともとこの手の商品は純正か否かは、ほとんど判断もしくは証明が難しく私も困った事が何度もあります。近い将来自分のクルマにステッカーを貼る事さえ、どこかにお伺いをたてなければならない時代になるかもしれません。

ようやく連休も終わり…

連休中はどこも混むので，長いこと遠方には出かけていません。以前はそれでも４／２９日のFIAT FESTAに出店してましたが，ここ数年はパスです。代わりにあるイタリアンブランドのセールに妻と出かけています。すご〜く混むのですが，結構楽しめます。
あとはイタリア映画祭ですね。家庭の事情で１日しか行けませんが，２〜３本見ることが出来ます。今年は５／２日に２本見ました。毎年，監督や俳優が舞台挨拶をするのが結構面白いですよ。
映画の中の１カット１カットがハリウッド映画や日本、ドイツ映画などに比べ、イタリア好きにはこたえられません。もちろんイタリア車もたくさん出てくるし，生活にとけ込んだ姿がいいですね。
イタリア映画と言えばマルチェロ・マストロヤンニ、彼と言えばランチア・フラミニアでしょう。ザガートボディのスーパースポルトによりかかっている写真など、あまりにも似合い過ぎです！トゥーリングのスパイダーの写真もありますが，こちらは以前に載せたかもしれません。
そして，今フラミニアと言えば，マイミクのトゥーリングGTです。実は連休中試乗を兼ねて我が家を目指し走ってきてくれたのです。イヤーやっぱりランチアは作りが良くって立派なクルマです。まあ，フラミニアは当時のイタリア車の最上級のクラスですから、当たり前かもしれませんが。

これはランチアとは全く関係ないFIAT600／Dのシンクロリングです。少しですが入荷しました。
そういえば、アバルト７５０GTやモノミッレ／ビアルベーロ（ベッカリス、シボーナ）のフロントウィンドウのラバーシールも手に入るようです。

トッポリーノのベアリング

今日、急ぎで頼んでいたフィアット・トッポリーノのデフ・ベアリングが２台分到着しました。きっとバルケッタ用のパーツなんでしょうね、イベント出場が近いらしいので。ヒストリックカーのイベントには、『素』のトッポリーノはほとんど出てきません。
小さなバルケッタは、９割方今でも比較的手に入り易いトッポリーノのパーツを使っていますので，メンテも楽です。ただ，３ベアリングに改造されているエンジンのパーツやデフのギアなどは，すでに手に入りません。それにトッポリーノ用とはいえ、個々のパーツはビックリする程高いです。まあ，レアなものや古いパーツは仕方ないにせよ，最近作ったものまで高いのはチョット？？？？？

１３１アバルトラリーのデフギアセットがようやく見つかったのに、どこかに流れてしまった！お客さんに申し訳ない事をしたな〜新品だったのに，残念！

FIAT600

一口にフィアット６００のドライブシャフトといっても、いろいろあって現物を見ないとわからない事も結構あります。まずホイール側のスプラインと呼んでいる溝の数ですね。６００や初期のダブルバブルなどは１０スプラインで、その後２２スプラインになります。ただ，例によっていつから変わったのかはシャーシー番号などではわかりません。６００Dになると２２スプラインでシャフトの根元が太くなります。
さらに，それらに合わせピンのブロック（画像参照）の大きさも異なり、さらにややこしい事になります。アバルトの５速ミッションなどは、さらに違うサイズのブロックを使いますので要注意です。
何で少しずつ違うものを使うのか、というよりも設計したのか不思議ですね。きっと理由があって改良を重ね進化したのでしょうね。
画像は上から６００／７５０後期、不明、６００D用です。

私がフィアット６００系のメカに詳しくなったのは，その昔アメリカにグレッグ・シュミットというフィアット６００／８５０の専門家がいて、彼が非常に詳しいイラスト付きのパーツカタログを制作していたからです。全て手書きで細かい部品まで網羅してあってすごく参考になりました。随分パーツを買いましたし、アバルト車も何台か買いましたが，ある時ストックしてあるパーツやクルマを全て売って、仕事を辞めてしまいました。私も全てまとめて買ってくれといわれましたが，何しろ数１０トンのパーツやクルマですからね！日本の都会じゃちょっと無理です。今考えると惜しい事をしましたが・・・・・・
何でも，フィリッピン人の奥さんと仲違いしたのが原因らしいです。やっぱり家族は大事ですね。