二玄社のアバルトガイド。今でも憶えていますが、20数年前この本が出た頃だと思いますが、東京国立のとある本屋に買いに行きました。9800円でしたが高く感じなかったですね。それほどアバルトの情報に飢えていたのでしょう。これを皮切りにずいぶんアバルトの本を買いましたが、今でも時折目を通すのはこの本です。もちろん日本語で書いてあるというのが一番の理由かもしれませんが、内容もかなり役に立ちます。
この本を書いたコセンティーノは奥さんが日本人で、そういう理由もあり日本語訳を出したのかもしれません。ちなみにアメリカのグレッグ・シュミットというアバルトの専門家の奥さんは、フィリッピン人でした(?)アバルトマニアは東洋人が好きなのか!東洋人がアバルトに目がないのか?いずれにせよ日本のアバルト密度は世界一でしょう。
コセンティーノは当時はクルマも扱っていましたが、今でもそれらのクルマが日本で流通しているのを稀に見かけます。
LA LANCIAーランチア車のバイブルと言われてずいぶん経ちます。今でこそランチア各車ごとに詳しい本がたくさん出版されていますが、以前はあまり手に入らなかったので、なおさらこの本の存在が大きかったのでしょう。私もさんざん目を点にして読みました。特にアウレリア、アッピア、フラミニアなどの項目は手垢で汚れています。
ランチアは不運なメーカーですね、日本では。なぜジュリアクーペが売れてフルヴィアクーペが売れないのか?スーパーは有名なのに2Cは無名なのか?イプシロンは?結局売れたのはデルタとテーマだけです。
私は先代のイプシロンに5年間乗っていましたが、ほとんど故障知らずで使い勝手も良く、所有欲も満たしてくれる本当に良いクルマだと思っています。ですから、中古車店でイプシロンが置いてあると結構悲しい気分になるのですよ、今でも。そんな小型車そうそうありません。
来年ぐらいからランチア車の正規輸入が始まるそうですが、うまくいけば良いですね!
NEWフルヴィアクーペが発売されれば、ぜひ欲しかったのですが無理のようです、残念ーーーー
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