当方で販売しているCARELLOのバックプレート(欠品中ーーーただし、後ろが開いているタイプはあります)とボディの間のラバーシールですが、よくよく見たら"MADE IN ITALI"と書いてあるのを発見しました。これはミスですね!
こんなミスを見つけると偽物なのでは?とつい思いたくなりますが、アッセンブリーで買ったので本物なのは間違いないでしょう。
よくエンブレムについても本物?偽物?については尋ねられます。この場合のエンブレムとは七宝タイプの昔の型です。『七宝』とはいえイタリアなどのエンブレムは日本のとは少し違うような気がします。特に最近は表記は以前と同じなのに、妙に表面がツルツルです。以前はひどくデコボコでしたから、よく言えば仕上げが格段によくなった(?)と評価されるかもしれません。でも気をつけてください、そんな些細なところから人間が作った手の温もりが薄れていくのです。
アバルトの"CAMPIONE DEL MONDO"のエンブレムです。左から、1)金属エンブレム裏両面テープ仕様、2)現代風七宝エンブレム、3)伝統的七宝エンブレム。写真では判断できないですね。1)だって充分美しいです。それがたったの3,150円(高くてスミマセン、当店価格ですがーーー)ですから!しかも両面テープなのでどこにでも簡単に貼れる!こういうものが現代求められている商品=パーツなのでしょうね? 一方2)は裏側ボルト留め(切って付ける方もいますが)なので面倒だし、穴を開けないといけない。仕上げは真っ平らでピカピカで美しい!3)はメッキも七宝もデコボコ、だけれどオリジナルに一番近い!!!!そうなのです、これもオリジナルではないのです。何故ならアバルトが売っているわけではないからです。同じ方法で同じ工場で作っていてもオリジナルではありません。現在手に入るエンブレムはほとんどこの1)、2)、3)のどれかです。でも、私は全く気にしていません。エンブレムが割れているオーナーにとって、代わりがあることがどれだけうれしいか理解できるからです。しかも何種類もあって選べるのですから!
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