ビトゥルボ・マセラティもいよいよパーツ不足が深刻になってきました。
そもそもラジエーターホースが無いなんてまずいですね!出口と入り口が違うものをわざわざメーカーとして設計したからには、なんとか供給してもらいたいものです。
ただ、この手の特殊なパーツなのに供給がストップしているものは、たくさんあります。50年代のスラスト付きのクランクシャフトベアリングなどもほとんどありません。アウレリアも2Lエンジンにはこれが必要なのに用意には入手できません。チシタリア202などもそうですね。
それらは製造から60年以上経っているので、まあ仕方ないとは思いますが、ビトゥルボマセラティやデルタのパーツに欠品が多いのは、イタリア国内事情を差し引いても、メーカーさんには何とかしてもらいたいものです。
我が日本には、まだまだたくさんの同型車が大事にされて走り回っているのを多分彼らは知らないのでしょう!
私のマセラティもあれこれパーツを集めていますが、これがなかなか思うとうりにはいきません。かえってオスカの方が最初からあきらめて代用品を探しますので揃うような気がします。この代用品が有効なのも古いクルマ(オスカは1961’で51歳、マセラティは1990’で22歳でまだまだ若い!)の良いところで、特に少量生産車は当時の汎用部品を多く使用しているので、結構なんとかなるケースも多いものです。
そうは言ってもオリジナルにこだわりたい気持ちと、動かす事を優先に思う気持ちとがいつもしのぎ合っていますけど。
その点ビトゥルボマセラティやデルタなどはやはりつらいなあ〜
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