実は15年間共に暮らした雌のビーグル犬レディーが、25日の朝死んでしまったのです。高齢でしばらく前から具合が悪かったので,ある程度覚悟はしていたのですが,最後は急でした・…・
クルマとの関係はというと、この犬は我が家に来て半年程の時、門の本当に小さな隙間から飛び出しクルマにはねられひどい怪我を負ったことがあるのです。はねたドライバーは停車はしたもののクルマからは降りず走り去りました。その時助けてくれたのが、毎日荷物の集配に来てくれていたヤマト運輸のドライバーさんでした。配送車が血だらけになるのもかまわずかかりつけの獣医まで運んでくれたのです。
左前足に少し障害が残ったものの、山、川、海で飛び回れる程回復したレディーは、助けてくれたこの人を覚えていて、集配に来る様々なヤマトのドライバーさん達の声の中から聞き分けいつも吠えていました。吠えるとレディーと呼び返してくれるので,さらに嬉しくて吠えまくっていました。ところが、ここ3〜4年は担当が変わったのか,月に1回程度しか顔を合わせなくなっていたのです。それでも、その度にレディーは元気ですか?と声を掛けてくれていました。
そのドライバーさんが偶然レディーが亡くなったその日に集配に来たのです!!!レディーが死んでしまった事を話したのですが、助けてもらったその時のことやらその後の様々な事が頭の中を駆け巡り,私はお礼の言葉さえ声がつまり言えませんでした。
クルマは簡単に凶器にもなるし,この上ない便利で感動的な乗り物にもなります。
レディーもひどい目にあったにもかかわらず,クルマに乗るのは大好きでした。
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