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アバルトの今

最初に所有したアバルトは”７５０GTダブルバブル”ひどいボロでした。ただ、その頃は他に選べる様な状況ではなく、何しろ手に入れたい一心で買いました。確か２７０万円ぐらいだったと思います。結局ろくに走らせる事が出来ないうちに、同じアバルト”１０００ビアルベーロ”の下取りに出してしまいました。何と４５０万円ぐらいで下取ってくれたのです。丁度アバルトの価格が高騰しだした頃だったのですね。その点はついていました。
”１０００ビアルベーロ”もずいぶん苦労しましたが、お陰で６００系アバルトにはかなり詳しくなりました。このクルマは６年程乗った後に手放してしまいましたが、最後はかなり良いクルマに仕上がっていました。新品のカンパは5本ありましたし、エンジンは完全にリビルト済、その他の機関も完調でした。ボディは元々酷い錆びや電蝕は無かったので、かなりソリッドな感じでした。
今でも、その時引き取ってくれたオーナーと話す機会がありますが、”時々見るだけでも満足”と大事にされています。

最近は６００系のアバルトはパーツの入手が比較的容易で、少量生産のこの手のクルマの中では維持しやすくなりました。私も又欲しくなりましたが、今やクルマがありません。どなたか売ってくれませんか？

モナコ自動車クラブ

”モナコ自動車クラブ”いかにもセレブなクラブという感じです。立派な会報を見てもいかに特殊なクラブなのかわかります。
私はもちろんクラブ員ではありませんが、知人の弟がクラブ員だった関係で、グッズを少しだけ取り扱った事があります。
写真は、立派なジャケットエンブレム。ワッペンと呼んだら少し可愛そうなぐらい良いものです。最後の１枚ですので、貴重かも？
１５，７５０円です。ちなみにステッカーは１２００円です。

インスタントキルスイッチ

もうかれこれ１５年ぐらい販売していますが、今なお人気の高いパーツです。
新しいクルマのバッテリーを切ると、ろくな事にはなりませんが、古いクルマには絶大な威力を発揮します。
何しろ１ケ月ぐらいエンジンをかけずにいたクルマでも、問題なくかかります。ただし、元々かかりの悪いエンジンは別ですが。

一応国産車用（JIS・左)と輸入車用（DIN・右)の２種類ありますが、古い国産、排気量の大きな国産現行車は、DIN端子付きのバッテリーを最初から積んでいます。先日も国産車用という注文をいただき、うっかりして車種を聴かずに送ったら、サイズ違いで輸入車用と交換することになってしまいました。ちなみにクルマはNSXでした。

デルタのミニカー

デルタ”コレッツィオーネ”の1/43ミニカーです。何と実車と同じ２５０台限定品です。全てシリアルナンバー付き。それだけでも結構価値がありますよね。価格は６，９３０円。

ワッペン

ワッペンに新種を追加しました。ワッペンは人気のあるアイテムなのですが、なかなか良い品質のものが安定して手に入りません。

マッハ１ミラー

セブリング”マッハ　１”ミラーは今でも大人気です。多くの方が探していますが、本物は全くないと言っても良いぐらい見つかりません。そこでレプリカの登場です。今回のミラーはフランスで細々と作っているようですが、詳細は分かりません。
当方でいつも販売しているイタリア製VITALONIに比べ、ミラーのメッキ部分の肉厚が薄いのが最大の特徴です。この”肉厚が薄い”のが肝で、多くの方がここにこだわっています。しかもメッキ面には“MACH／ 1"と誇らし気に入っています（少々薄いですが）
ただ、残念ながらミラーもオリジナルと同じ平面ですので、視界は決して良くありません（メッキ／足無しタイプのみで１ケ１４，７００円です）その点VITALONIはワイドミラーなのでばっちり良く見えます。足付き／足無し／メッキ／黒---今なら何でもあります。

ムルティプラ

ちょっと珍しいムルティプラのエンブレムが入荷しました。ずいぶん長い間欠品していたパーツで、これが付いていないクルマ用にレジンで作ったりしたものでした。ただ、これもオリジナルではなくレプリカです。もう４０年も経っているのですから仕方ないですね。良いレプリカなら歓迎したい気持ちです。
FIAT６００／Dムルティプラは本当によくできたクルマで（もちろん安全性等全く考えていないからできたのですが）６人乗りタイプの後席など、まさにマジックです。我が家では子供用自転車を２台積んで、厚木の日産自動車の”イタリア研究会”のイベントに参加した事がありました。
このクルマの最大の欠点は目立ち過ぎること。目立つのが好きな人でしたら、今でも充分足になりますよ。

スパイダーザガート

遂に丸３年を過ぎました。そうです、あの悪名高いマセラティのビトゥルボを相棒に選んでからです。デビューからずつと興味を持って見ていたのですが、勿論新車は高くて買えなかったし、中古も安くなってからは何となく手を出しずらく、結局３年前１９８９’の内外真っ黒のスパイダーを手に入れた次第です。
私のクルマは大変珍しい事に、前オーナー３人が全て女性なのです！記録簿が残っています。そういうとさぞかし良い個体に思えるでしょうが、実際はエアコンパネルがギブリのものであったり、リアのクッションが無かったりで気になる所は沢山あります。ただ、幌は新品でしたし、ホイールやタイヤ、シートなどは綺麗なので、見かけはなかなか良い感じです（ひいき目にみてですが）
このクルマの良い所は理屈抜きに速い事、回頭性が良い所、妙に手造りっぽい所ですかね。特に、アルミボディのヒストリックスポーツカーに目がない私にとって、何となく共通する手造り感が結構好きです。
今までは、あまり痛い目に遭わずにすみましたが、そろそろあちこち危なさそうです。他に波長が合うクルマがあると良いのですが（このクルマの前に乗っていたランチアイプシロン等）今の所見つからないのでもう少し乗っています。