久しぶりにアバルトを2台見ました、写真ですが。
1台は以前に少し紹介したアレマーノスパイダー、ようやく画像が送られてきました。私はかれこれ20年いろいろなアバルトを追いかけてきましたが、このような良い状態のアレマーノスパイダーのシリーズ2は見たことがありません。だいたいひどい状態のスパイダーシリーズ2でもほとんど記憶にありませんから。ただ、シリーズ1のボロは時々あります。
資料が無いので分かりませんが、シリーズ2は数十台しか作らなかったのでは?そうなると完全な状態で残っているのは数台かもしれません。
もともと、FIAT600系アバルトは一時期見捨てられたようなものが多いため、ひどい状態のものを中途半端なレストアで誤摩化している確率が高い車種の一つです(?)しかも、OHVエンジンのアバルトはパーツが安いためレストアしやすく、エンジンもギアボックスも互換性があるため、余計に寄せ集めのパーツで仕上げているものが多いのが実情です。
悪く言えばそういうことなのですが、裏を返せばそれだけ維持しやすいということで、かえって良い事では?と私はつい思ってしまいます。でも、オーナーが変わるときには丁寧な説明が必要ですね。
もう一台は、最も上記の説明が当てはまる1台、750GTです。ただ、この個体はダブルバブルが無いのでセストリエーレの様で、ヘッドライトカバー仕様になっている変なクルマです。こういう形が普通と違うクルマは、資料があればともかく、確認が取れない時は手を出すのはやめましょう!
Hello, I have a Fiat Abarth Allemano. I want to exchange info, photos, parts, Regards from Argentina, Christian [email protected]
投稿情報: hola | 2008年6 月 3日 (火) 04:25