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FIAT600

フィアット６００と６００Dは似ているけれど、微妙に違うパーツが多くて、結構面倒です。

初期モデルと最終モデルの完成度の差は、小さなパーツの改良の積み重ねによるものなので、当然のごとく似て異なるパーツが増えます．それでも完成度はともかく理想的なのは初期モデルで、やはり良い素材のパーツを使っていたり、手の込んだ仕上げがなされていたりする訳です．
それが、最終に近くなるにつれ、アルミパーツがプラスティックになったり、パーツ点数を減らしたりと合理化されて、何となく味気なくなってしまいます。まあ、それが進歩と言ってしまえば確かにそうなので、工業製品としてはいたしかたないことなのでしょう．
例えば、画像のオイルシール上段が６００,下段が６００Dですが、リアは共通なのにフロントはかなり形状が違います．

次はクラッチディスクで、センターのスプラインの数が違うため全く互換性がありません．これは単に、６００と６００Dでは分けられず、現車確認が必要です．このスプラインの数の差はドライブシャフトも同様です．

オスカのブレーキマスターシリンダーが不調なので、珍しいフィアット１２００用を見つけたので、いつものトッポリーノ用より少し高価だったのですが注文しました。ところが到着した商品は何とトッポリーノ用と同じであるばかりか、マジックでボディーに"Topolino"としっかり書いてありました！良くやるなあ〜というか、またやられた！

アバルトのブレーキマスター

画像上が普通のフィアット６００／D、下が600/Dムルティプラのブレーキマスターシリンダーです。
本物のアバルトのブレーキマスターは、稀についている個体がありますがこの中間サイズで、全て互換性があります．ということはシリンダーの直径が太くなるにしたがい、ストロークが減る＝レーシーになるということで、イタリアあたりでも好んでムルティプラのマスターシリンダーが使われているようです．
ただし、リザーブタンクからのホースのフィッティングのネジ径が違うのでアダプターが必要になります．

６００系アバルト乗りの皆さん、試してみる価値があるかも？？？？

ちなみにムルティプラはフロントのホイールシリンダーもかなり大型化されていて、見かけ以上にチューンアップされた元祖ミニバンです！

ザガートクラブ

先日ザガートクラブ創立のミーティングがあり、ノコノコと出かけてきました．
１５名程の集まりでしたが、会長のもと今後の簡単なスケジュールも決まり、何とか活動出来る運びになりました．
一口にザガート製／デザインのクルマと言っても古くはアルファの１７５０あたりから最近のハリアーザガート迄多岐にわたっているので、運営はなかなか難しそうです．私のビトルボスパイダーも”スパイダーザガート”と言う名のとうりザガート家の一員です.

イタリアのザガートカークラブを例に取り上げるまでもなく、カロッツェリアで括ったクラブは珍しいと思います．アルファ好きが集まりアルファクラブ、その中でジュリアが好きな人たちのジュリアクラブ、さらに特定モデルだけのジュニアザガートレジスターと言ったように特化されていくのが普通です．
要するにザガートクラブと言うのは、ザガートデザインのクルマが好きな人の集まりと言えるかもしれませんね．
http://www.zagato-cars.com/en-us/pg_476.html

アッピアのパーツ

何故、このようなパーツが当方にあるのか？何故なくてはいけないのか？
話せば長くなるのでやめておきます・・・シリーズ３用のエンジンガスケットセット、ヘッドガスケットも付いて３２，０００円。ブレーキのホイールシリンダー１台分６ケ必要です．１ケ１６，８００円。何とコンロッドベアリングのStd！３２，０００円．
お入り用な方、チャンスです！

アバルトホーンボタン各種、山ほどあります．