MT4blog

再メッキが又・・・

今日も又，再メッキの依頼がたくさんありました。このところたて続けにアルファばかり百ン十万円分預かりました。ところがこれが儲からない！何しろ材料費の高騰で加工料金が高く、当然のごとく窓口業務の当方の利益は圧迫されるばかり（泣）さりとて今以上値上げするのはエンスーの端くれとして、どうも心苦しいし・・・

今のメッキ屋さんとは２０年来の付き合いがあります。そもそもその工場の社長が、私の趣味の一つのフライフィッシングの先輩であり，日本のスポーツフイッシングの先駆けの様な方で、いくつも会社を持っていた中の一つがメッキ工場だったのです。
初めて頼んだのが，ジュリエッタのホーンリングでした。これはプラとアンチの組み合わせのパーツだった為，結局あまり上手く出来ませんでした。画像は左ジュリエッタ（中古）、右ジュリアTI（新品）

自動車税

そう言えば、我が家のクルマたちはなぜか中途半端に古く、みんな自動車税が一割高い！これほどひどい法律はないと常ずね思っているが，いざ支払う段になるとさらに腹立たしい。大事に使っているものに割り増しの税金をかけるなんて，あまりにも無謀で横暴な話しだ！この法律を作った人たちは、古いクルマは排ガスが汚いからとかもっともらしい理由を付けるが，廃車１台つぶすのにいくらかかってどれだけの二酸化炭素がでると思っているのだろう？
とグチっても、もう後の祭りで一度決まってしまうと変わらないだろうな〜選挙には必ず行っていたのに！

車検と共に税金／保険料を納めると、保有台数が増えると本当に大変な出費だ！幸い任意保険は４本とも６０％割引なので，助かるけれど・・・・
今までも、置く場所があって税金がかからなければ，持っていたいクルマがあったな〜１１７クーペのハンドメード、スバル３６０カスタム、アルファスッド１．２、デルタHFターボなど。逆に次のクルマを買うときに資金不足で手放したクルマたちは、いくら置き場所があっても手元には残せなかったと思う。ES30、ジュリエッタやアバルトたち，シアタやモレッティもそう。
今持っているザガートスパイダーやパンダ4X4,ランチアZも出来れば手放さずに置いておきたいのだが，そうはいかないだろうな。

新しいFIAT

今度のFIAT500ってどうなのでしょう？イタリアでもかなり盛り上がっているようですが・・・・
BMWのミニやVWのビートルみたいに、町中に溢れるのでしょうか？
新車の世界もネタ不足で、少し前から復刻版（？）というか過去の名前を借りたモデルが盛んに発売されていますね。やたら大きいSUVを見慣れた目には，ミニもビートルも好ましく見えます。新５００もきっとそれらのライバルを蹴散らして増殖すると思います。普通はそれで良かった！良かった！で終わるのでしょうが，私的には肝心なモデルが結局はボツになったのが残念です！
それはフルヴィアです。ローテクで極力軽量化した２+２クーペという、私達の年代も含め欲しい人はたくさんいると思うのですが。『大人のクーペ』というとラグジュアリーで大きいものばかりで、なんだかピンときません。
ロードスターにはクーペがありますね。やっぱり売れていないのでしょうか？

ランチアの正規輸入開始も延びそうだし，イタリア車を取り巻く環境は厳しいと思いますが，新５００がきっかけとなりフルヴィアが生産されるとなると、金欠の身ながら買ってしまいそうです。これにフライロッド積んで林道を走る！なんてちょっとワクワクします。

何年もランチアZというラグジュアリーなミニバンに乗っていたので，忘れてしまった感覚というのがあります。
それが，パンダ4X4に乗ったら鮮やかによみがえりました。なーんだこれで充分じゃない！この猛暑の中，我が家のパンダは元気に走り回っています（昼間はランチアにしますが・・・）

為替レート

急速な円高の為、海外のクルマも割安感がでてきました。こんなに変っていいの？と言うぐらい為替レートは変化しています。世界は一つという感じの不気味さも感じるぐらい。
今や，日本人がいくらがんばって働いても、どこかで大事件が起きれば津波より早く影響を受けてしまい、そしてそのガンバリもあっという間に消えてなくなる！
アフリカのビクトリア湖周辺の惨状や西海岸のブラッドダイヤ、イラクやパキスタンのテロ。こういうものもあっという間に無くなればいいのに！
友人の胃がんもあっという間に無くなればいいのに！

昨日は近所の１２４アバルトオーナーの家に呼ばれ、夜中まで飲んだくれてしまいました！私、結構礼儀正しいので，こんな事ほとんどないのですが？？？楽しいお酒は時間が過ぎるのも忘れると言う事ですね？といよりもこのところ落ち込むことが多かったからかな？
クルマを軸にした人間関係は趣味の世界独特の楽しさがあり、人つきあいの悪い私をもってしても楽しい事が多いのですが，一つ残念な事があります。それは、私が関連の商売をしているからです。それが無ければもっと楽しめるかもしれません。引退しようかな？
あれこれ欲しいクルマは変りますが，今はアッピアのSr.1のベルリーナ。イタリアの業者がバカンスから帰ったら訊いてもらうつもりです。それまで売れないであるかな〜それに為替はどうなっているかな〜
何しろアッピアはベルリーナのくせにほとんどアルミですからね！１９５４年頃の大量生産のモデルでは考えられません！ランチアはすごい！
最近は長いブランクにもかかわらず，又渓流をフライロッド片手に彷徨いたいと思っています。でも，よっぽど気をつけないと転んで頭を打って・・・・・・・クルマにしておいた方が良さそうですね。

デルタパーツ

ようやくデルタのコラムスイッチが入荷しました。エボ２用ですが，カップリングを少しいじるだけで全てのデルタに使えます。もう節度感が無くヘナヘナになっている個体も多い事でしょう。交換してください。

当方にはなぜかHPやホビダスに載せ忘れているものがたくさんあります。それもこれも私の無精のせいなのですが，細かいものを全て掲載するのは至難の業で，あちらを載せると，こちらが欠品。こちらの欠品を仕入れるとあちらが廃盤と、めまぐるしく在庫が変化するので，やがて疲れて怠慢になってしまうのです（そんなに売れているのか？）
例えば，フルヴィアのウォーターポンプやタイロッド、ボンネットのクロームモール。１２４のリアのアームやアバルトプラグ。もっとレアなのは６００系アバルトのオリジナルEXパイプ！まだまだたくさんあります。忘れさられたパーツたち，といった趣ですね。

デルタのエンブレムは、HFやコレッチのはあるのですが，その他はほとんど手に入りません。何故でしょう？
HF/マルティーニなど格好いいものもたくさんあったのですが，全く見かけません。
それに比べ１９５０〜１９７０年代はかなり豊富です。私の『OSACA1600』というリアのクロームスクリプトも手に入ります！こんなの作らないでデルタや８．３２のエンブレムを作ればいいのに！やはり製造方法が違うので，少量生産には向いていないのでしょう。
クルマにとってエンブレムは顔みたいなもので，非常に大事なパーツですから，メーカーは３０年位は在庫していて欲しいものです。

アルファ２０００スパイダー

１９６０’頃の２０００というモデルは、いわゆる１９００系の後継車種という位置付けだと思いますが，形はモダンになったのにエンジンは古い１９００系がそのまま載っていて、何だかミスマッチで面白いかもしれません。しかも人気薄で安い個体が多いです。
アルファの１９００エンジンはかなり存在感のある形で格好いいです。
ジープタイプの4X4にも積んでいたぐらいで、アルファにとっては１９５０〜６０年代初頭のスタンダードエンジン（これしかない？）なのでしょうが，さすがイタリア車！デザインコンシャス（これも死語か？）でエンスー心をくすぐります。キーをひねったらどんな音がするのか？アクセルを踏むと？やはり想像力をかき立てるタイプのエンジンです。
ただ，１９００／２０００系は各モデルともボディーが大きいので、走りはどうなのでしょうか？２０００スパイダーはジュリエッタスパイダーの様な小柄で軽快なスポーツカーといよりも、どちらかというとツーリングカー／パレードの先導車という雰囲気です。それでもあのエンジンが載っていると想像すると欲しくなります！

OSCAのカム２

先日のカムのデータの件、計測したところ何と私のもほぼ同じ値でした！！！！どういうことでしょう？
明らかに私のはカム山部分のシャフトの直径が、その他より小さいのです。普通は逆ですからね。ただ，カムの軸受けは当然オリジナルですし，もちろんそこにちゃんと収まっているのですからベースサークル云々と言う事に関しては何ら問題は無いわけです。
となると単にセッティングのせいでしょうか？私の友人はことあるごとにタイミングをとり直し、面倒を見てくれていましたが，何か見落としがあったのでしょうか？GTSはレース用のハイクロスの４速ミッションのため、発進時のセカンド発進に近いもたつきが最大のストレスなのですが，４５００回転以下ではトルクがでないエンジンの特性と相まって、よりパワー不足を感じるだけなのでしょうか？こうなったら，ベンチテストで本当のパワーを知りたいですね。エンジンが組みあがったらぜひやってみます！

久々にちょっとときめくクルマがありました。アッピアベルリーナのシリーズ１です。アッピアのベルリーナはモノコックは鉄ですが，その他は全てアルミなのです。１９５０年台初頭ですよ！さすがランチアですね！ドアやトランクのみならずフェンダーなどもアルミです。シリーズ１はバンパーもアルミです。
本来この時代のランチアは右ハンドルが本国仕様で左ハンドルは輸出仕様のようなのですが、現車は左ハンドルです。
今は就職した二人の娘が幼稚園の頃、シリーズ２に乗っていました。その頃はこのような少数派のクルマに関する情報は圧倒的に少なく、維持すること自体かなり心細かったですね。