タイトルは『特注自動車』とでも訳すのでしょうか?いわゆる少数生産の注文自動車の事です。
とても今の世界では考えられない、美の国イタリアらしいシステムでした(とはいっても現代でもお金さえ積めば出来ますが…・)何がイタリアらしいといえば,それがフィアッ500や600,1100などの大衆車をベースに様々なカロッツェリアやチューナーが、格好がいいもしくは奇抜な、およそ考えられるデザイン全てを実車化したことでしょう。
私が以前所有していた『FIAT100TV/GHIA』というクルマについて、本当にギア製なのかはなはだ疑問を持っていた、という経緯から是非真実を知りたいと思っていたのです。このクルマ,何故ギア製と言われていたかというと、クルマのダッシュにギアの七宝エンブレムが2ケ入っていたということだけなのです!ボディにはそれらしい穴も空いていませんでした。しかも明らかにその年代のギアのデザインに似てないうえに,ハッチバックなのです!これでは誰でも,本当に?と言いたくなると思います。
結局、手放した時も一応ギア製ということで相手の方に説明したのですが,私本人がその点に付いては疑心暗鬼になっているので,はなはだ説得力のない説明だったに違いありません(もう忘れましたが)
そのクルマが何とこの本に載っているのです!これには驚きました。又,又,イタリアのすごさを見せつけられましたね!大体こんな本何冊売れるのだろうか?
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