フィアット600と600Dは似ているけれど、微妙に違うパーツが多くて、結構面倒です。
初期モデルと最終モデルの完成度の差は、小さなパーツの改良の積み重ねによるものなので、当然のごとく似て異なるパーツが増えます.それでも完成度はともかく理想的なのは初期モデルで、やはり良い素材のパーツを使っていたり、手の込んだ仕上げがなされていたりする訳です.
それが、最終に近くなるにつれ、アルミパーツがプラスティックになったり、パーツ点数を減らしたりと合理化されて、何となく味気なくなってしまいます。まあ、それが進歩と言ってしまえば確かにそうなので、工業製品としてはいたしかたないことなのでしょう.
例えば、画像のオイルシール上段が600,下段が600Dですが、リアは共通なのにフロントはかなり形状が違います.
次はクラッチディスクで、センターのスプラインの数が違うため全く互換性がありません.これは単に、600と600Dでは分けられず、現車確認が必要です.このスプラインの数の差はドライブシャフトも同様です.
オスカのブレーキマスターシリンダーが不調なので、珍しいフィアット1200用を見つけたので、いつものトッポリーノ用より少し高価だったのですが注文しました。ところが到着した商品は何とトッポリーノ用と同じであるばかりか、マジックでボディーに"Topolino"としっかり書いてありました!良くやるなあ〜というか、またやられた!
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