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チシタリアのグランプリカーD46が、ジョージア州の納屋の中から発掘されました。
引き取ってこれからレストアするのは、先日知り合った人でした！ずっと探していたそうですが、やはりこのようなエンスーまだまだがいるのですね！と、言うよりもまだまだ納屋に眠っているのですね、こんな貴重なクルマが！驚きです。
設計はトッポリーノでも有名な、イタリアを代表する自動車技師ダンテ・ジアコーサです。エンジンはFIAT1100系を使ったようですが、高度なパイプフレームのシャーシーはすごく軽そうです。でも、直すのは大変でしょうね。
これを境にチシタリア社は下り坂になり間もなく倒産してしまいます。そういう意味でも歴史に残すべきクルマだと思います。Godshalkさんがんばってください。
私の普段の足はランチアZというミニバンですが、パーツは当然のごとく、日本では何一つ手に入りません。ヒストリックスポーツカーならいざ知らず、ファミリーカーの消耗パーツがすぐに手に入らないというのは、結構問題です。最近はブッシュがへたってきたのか、ゴツゴツした乗り心地になってしまい、何とかしたいのだが------
イタリアの業者は、フィルターなどのパーツを毎日のように紹介してくるのですが、ランチアZやマセラティスパイダーザガートなどのパーツは皆無です。余程需要が無いのでしょうか？ほとんどアルファかフェラーリ用です。
ザガート製のクルマが好きなのですか？と聞かれることがあります。もちろん好きなのですが、もっと好きなのはヴィニャーレ（Vignale)なのです。ただ、ザガートは自社デザインですが、ヴィニャーレ製のクルマのデザインの多くはミケロッティから提供されていたようです。つまりミケロッティデザインのクルマが好きだということですね、私は。アレマーノも同じです。この３人はピニンファリーナの兄のスタビリメントファリーナの同僚だったようです。このネタ本は下の写真です！今はいろいろな洋書が手に入り、何でも見ることができますが、以前は古いCGやモーターマガジンでしか見れないクルマがたくさんありました。
アバルト205A,OSCAMT4,MORETTI750GSなど持てたら最高ですね！
ZAGATOエンブレム／ペイントと七宝￥４，２００と￥７，３５０
"CORSO MARCHE 72" のアバルト工場で作られたクルマは、確かデルタが最後だったと思います。我々旧車好きは、１９７１’以前に作られたクルマこそが本物のアバルトだと言ったりしますが、最後のアバルトはデルタだったというべきかもしれません。
すでに工場もなく、スタッフもいなくなり、いまやアバルトはブランド名としか残っていません。近いうちにいくつかの新しいアバルトモデルが輸入されるようですが、デルタの輝きはもう望むべくもありません。
WRCに出ているクルマが５００万円ほどで手に入ったなんて夢のようですね！それがつい最近の話しなのですから。
今回は商品のご紹介です。アバルトのディープコーンステアリング／４５，１５０円、ホーンボタン／５，２５０円、サソリ印のアルミシフトノブ／８，４００円、EVO,2コラムスイッチAssy／２７，３００円。
冷却水のアウトレットパイプの画像をアップします。メッキをかける為に古いペイントを剥がし、下地を出す為に研磨した状態です。材質はやはり鉄ですね、それぞれのホースがかぶさる部分がひどく腐食して蜂の巣状に穴があいています。太いパイプは肉盛り／研磨で直し、細いパイプは先端を１cmほど切り、元々繋いでいたゴムホースを長くしたら良いかな？
オリジナルのままのパーツを加工するのは気が引けるが、仕方ないかなー、今までよく持ったものだと褒めてあげたい。
過去に『アウトストリケ』や『コッパデコウミ』に自走で参加したのは、実はかなり危険だったのですね！
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