ランチアの小型車はこのアルディアから始まったと言って良いでしょう。アッピア、フルヴィア、ベータ、デルタ、イプシロンと続く個性と独創の塊のような各モデルたちは、イタリアの宝石と形容されるに恥じない傑作ぞろいです。実際イタリアの雑誌では、初代イプシロンが発売されるや否やアルディアと比較テストをしていました!その辺が日本では出来ない事ですね!
さて,本題はそのアルディアをベースにしたバルケッタのことです。これは私も欲しくて長年気にしていましたが,もう残っていないのかと思っていました。
ランチアに限らず,マセラティ、フェラーリ、アルファロメオなどのメーカー製バルケッタはごく少量しか生産されていません。それらの部品を使ったものも同様です。ですから,今やベラボウな金額で取引きされています。
オスカやモレッティなど独自のエンジンを持った小さなメーカーのバルケッタもベラボウですが,有名なスタンゲリーニやシアタ、ジャウルなどはかなりの部品をフィアットから流用していますが、やはりベラボウです。まあ,言ってみればこの手のクルマは全てがベラボウな金額で取引されていると言う事ですね。
その中で,本題のアルディアです。約2000万円しますが,何と言ってもランチアですからね!しかも過度のレストアなしで当時の雰囲気が残っています。それにしてもベラボウな金額です(涙)
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