古いアバルトのメーターは間違いなく格好良くて、変なデザインのものは皆無です。アバルトの美学を如実に表しているパーツのひとつでしょう。メーターが格好イイとクルマも速く感じる?ただ,古くなるとこれが薄汚くなるもので、きれいにしようと思うと時計で言う『リダン』という修復作業をするようになってしまいます。その道のプロの手にかかるとそれはそれはきれいになりますが,オリジナルではなくなると言う人もいます。ただ,曲がって錆ついた針のままではね〜白い数字がまだらになっていたり・・・やはりこぎれいにしたくなるものです。
それにしても最近はJAEGERの機械式レヴカウンター自体滅多に見かけなくなりました。今、お持ちの方大事にした方が良いですよ!それはハルダのトリップメーターやホイヤーのストップウォッチなどにも言えます。
画像を見た方、オッ!針のない新品アバルトメーターか!と思われるかもしれませんが,実はドンガラです。こういうパーツをイタリアで売っているのですが,これで時計を作って商品にしようかな?と思いかなり前から持っているのです。が,いつもの悪癖で明日があさってになり、来週になり、いつの間にか3年が過ぎてしまったその結果がこのドンガラという訳です。
これは分解すると3つのパーツに分かれていて、中に電気式タコメーターを入れることもサイズが合えば可能です。そいいうのもイタリアでは売っていますね。驚くのはメーターフェースがアルミで出来ているのです。昔は紙(?)でしたからかなりの進歩です。
ここでひとつタネあかしを。
メーターリングの爪ですが左がレプリカで右がオリジナルです。
だんだん話しがセコクなってしまい失礼しました。もっとおおらかにクルマは楽しみたいものです。
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